かかりつけ医とは、「なんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」とされ、病気になったときや健康に気になることがあるとき、最初に相談する医師のことを言います。
また、専門病院での急性期の治療が終了したけれども、お薬の継続や、定期的な診察・検査が必要な患者さんについては、専門病院からかかりつけ医に逆紹介をいただき、日頃の診療を続けていく場合もあります。
病気・疾患の中には、状態が落ち着いていても定期的な診察や検査、薬剤治療の継続が必要となるものもあります。
それらの多くは、病状が安定していれば専門病院への定期通院を必ずしも必要とせず、慢性疾患としてかかりつけ医で診療していくことが可能です。
代表的なものとして、以下のようなものがあります。
脂質異常症とは血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)や中性脂肪が多くなりすぎている状態、またはHDLコレステロール(善玉コレステロール)が少ない状態のことを言います。また、高血圧とは、血圧が一定以上に高い状態が続くことを言います。糖尿病も含めたこれらの疾患は、食生活や体重過多などの生活習慣と関連し、「生活習慣病」の代表と言えます。健診などで指摘を受けても、症状がないからと言って放置しておくと動脈硬化が進行し、脳梗塞や心筋梗塞といった生命をおびやかす病気につながります。
B型肝炎やC型肝炎などの慢性肝炎、脂肪肝、胆石症、胆嚢ポリープ、逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、ピロリ菌感染症など。
当院では胃カメラや大腸カメラは行っていませんが、症状に応じて他院への検査紹介も可能です。
狭心症、心筋梗塞、不整脈など。
カテーテル治療後などで落ち着いていれば、当院でも内服治療や、定期的な心エコー検査・心電図検査でフォローしていくことが可能です。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)や喘息、睡眠時無呼吸症候群など。
当院でレントゲン検査や肺機能検査を実施したり、吸入薬・内服薬を調整したりすることができます。 また、禁煙外来も行っています。
睡眠時無呼吸症候群についての検査や、治療(持続陽圧呼吸療法:CPAP)も可能です。
慢性腎臓病や透析を必要としない腎不全など。
持続する尿蛋白や腎機能低下を認める場合、食事療法や薬物療法が必要となることがあります。
その他
甲状腺機能異常(バセドウ病や橋本病)などの内分泌疾患。
脳血管疾患(脳梗塞や脳出血など)の慢性期。
当院院長は日本内科学会において総合内科専門医として認定されています。内科学会によると、「総合内科専門医とは、置かれている診療現場によって、様々な役割を果たすべく広い知識、洞察力を持ち、診断・治療を行う内科医のことであり、その中で、クリニックや医院で勤務する総合内科専門医とは、特に内科的慢性疾患に対して、地域において常に患者と接し、生活指導まで視野に入れた良質な健康管理・予防医学と日常診療を任務とする医師、すなわち“かかりつけ医”である」との記載があります。
当院においても、ひとりひとりの患者さんの「からだの不調」をうかがいながら、総合的に診療することに努めていきたいと考えています。
熱や咳があるので「かぜの症状」、腹痛・はき気がするので「おなかの症状」、食べると「胃が痛い」、どれもご自分で病気を決めつけていませんか?
気になる症状があるとき、病気かな?と思ったとき、結果的にそれが病気でなかったとしても、まずは気軽に相談ください。
当クリニックでは、特に糖尿病の診察、治療を専門的に行っております。
糖尿病の初期は、自覚症状がほとんどありませんが、放置をすれば「糖尿病網膜症」、「糖尿病腎症」、「糖尿病神経障害」など合併症を引き起こす場合があります。健康診断などで少しでも異常を指摘された場合には、早めの受診をお勧めします。
当院では、自己血糖管理機器「FreeStyleリブレ」による糖尿病管理が可能です。
糖尿病のほか、脂質異常症や高血圧など、生活習慣病の多くはあまり自覚症状がありません。その他の病気でも、状態が落ち着いていたり、症状がほとんどないこともあるでしょう。それでも、自己判断で治療を中断したりせず、薬のこと、通院期間のことを一緒に相談していきましょう。
タバコは、慢性閉塞性肺疾患(COPD・肺気腫)や脳卒中、心筋梗塞といった病気を引き起こす大きな要因となります。また肺癌、食道癌、咽頭・喉頭癌など発癌にもかかわっています。
禁煙を希望する場合、一定の条件を満たせば健康保険を使って、禁煙治療を受けることができます。
当院では禁煙外来として、日本禁煙学会認定「禁煙サポーター」の資格をもった看護師とともに、禁煙が成功するようにサポートさせていただきます。
健康診断を随時受け付けております。
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料金は内容によって異なりますので、お気軽にお問い合わせください。
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当クリニックビル専用駐車場あり (当ビル前の道路を西側へ50メートル、北側) 専用駐車場満車の場合はニッケパークタウンの駐車場をご利用ください。 |
院長・医学博士 三宅 一彰
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